伴走例(高校の課外授業①)

 

この課外授業をつくるにあたり、私たちは「自分たちが学生時代に受けたかった授業をやろう」と掲げました。その本質が何かといえば、「①楽しい、②人生で必ず役に立つ、③家庭や学校では学ぶ機会が少ない」この3つになります。

 

本当は、動画やマスクを外したアップの表情をご覧頂きたいところですが… 雰囲気だけでも伝わればと思います。

 

<提供価値>

▶学生

・楽しみながら、未来につながる時間

 

▶学校(先生)

・地域へのPR

・先生の負荷を減らし、

 やるべきことリソースを割ける

 

<内容>

全10回の課外授業セットリスト

(⓪事前訪問、先生と打ち合わせ)

①自己紹介、アイスブレイク

②ボードゲームに学ぶ○○

③洞察力(分解と本質発見)

(ここで一度、自習の回があった)

④創造力(ボードゲーム活用)

⑤地域事業者による「課題共有」プレゼン

⑥学校外の現場へ(公園発展の事例)

⑦課題選択、計画(最終プレゼン見本)

⑧課題チャレンジ、壁打ち

⑨課題チャレンジ、壁打ち

⑩学生37人全員が3分プレゼン(表彰式)

 

<授業難易度の適切さ>

<NPS>

ネットプロモータースコアとは、

9~10点「推奨者」

7~8点「中立者」

0~6点「批判者」

推奨者(%)ー批判者(%)=NPS

推奨者100%⇒100、批判者100%⇒ -100

スコアが0以上は、存在価値が大きい。

 

▶学生が学校の授業で好きな科目

 37.1 - 28.6 = 8.5

 

▶私達がつくって実施した全10回の授業

 48.6 - 28.6 = 20.0

 

【有名企業NPS参考値】

・ZOZOTOWN ⇒ -13.3 (業界平均 -21.7)

・NTTドコモ⇒ -47.0 (業界平均 -52.7)

・Apple⇒ 68 (業界平均 36)

 

参考:

NTTコムオンライン NPS業界別ランキングトップ企業 2020

Satmetrics社 2020 B2C NPS Benchmarks at a Glance

 

<対象者(学生)の声>

全11回の授業を通して、最も印象に残ってることは何ですか?(一部を掲載)

 

●最後のプレゼン クオリティーがたかくてほんとにすごいと思った

●学びの森に行って学んだところとかゲームをして頭を動かしたとこ

●プレゼン練習をたくさんしたこと

●授業開始の抜き打ちテスト

●プレゼン作成の壁打ち、たくさんの意見を貰うことができ、自分自身の大きな成長に繋がった。

●ゲームをする事でコミュニケーションを取ることができる授業です

●最初のタンバリンや鳥のおもちゃの登場

●今回のプレゼン発表会がとても緊張した。

●最初から最後まで印象に残りました。全部の授業が楽しくて面白かった

特に残ったのは今日のプレゼンの授業がとってもよかったです

●ゲーム系は全て印象に残っています。

この授業でやったゲームは部内でも活用していきます

●今日の授業が1番残りました。堀ちゃんや國定ちゃんがとてもすごかったです。

●いきなりゲームから始まった事。

プレゼンテーションをたくさん練習させるような明るい企画をしていた所。

 

<依頼者(学校、先生)の声>

とても有意義な授業をありがとうございました。生徒たちにとって、とても良い経験になったと思います。また是非、来年もご一緒できたら嬉しいです。

 


以上、手前味噌ながら、上出来すぎて少々驚いています。これは「目的を共有できる、異なる才能のメンバー」によって、バランスの良いチームで伴走できたからだと思います。学生の気持ちになれる人、構成を考えるのが上手い人、伝え方が上手い人、目を引く資料を作れる人、データ分析によって意思決定を促す人、、等々。学生さんたちの目にもこの姿が映ったはずです。

 

何より、保守的な学校(先生)では、この革新的な取り組みのご依頼はできないと思うと、「学生さんたちのことを本当に大切に思っている、柔軟な学校(先生)」を、心から尊敬するばかりです。(私もそんな学校に通いたかった…)