伴走例(高校の課外授業②)

 

この課外授業をつくるにあたり、私たちは「自分たちが学生時代に受けたかった授業をやろう」と掲げました。その本質が何かといえば、「①楽しい、②人生で必ず役に立つ、③家庭や学校では学ぶ機会が少ない」この3つになります。

 

本当は、動画やマスクを外したアップの表情をご覧頂きたいところですが… 雰囲気だけでも伝わればと思います。

 

<提供価値>

▶学生

・楽しみながら、未来につながる時間

 

▶学校(先生)

・地域へのPR

・先生の負荷を減らし、

 やるべきことにリソースを割ける

 

<内容>

全5回の課外授業セットリスト

【情報収集力・情報編集力を磨く】

地域で働く大人たちを紹介できるような図鑑をつくることが今回の主な課題。

①アイスブレイク、課題の説明、プレゼン

②プレゼン、図鑑作成

③プレゼン、図鑑作成

④自習の図鑑作成

⑤学校外へ出て、生徒のプレゼン&講評

 

 

 

<授業難易度の適切さ>

<NPS>

ネットプロモータースコアとは、

9~10点「推奨者」

7~8点「中立者」

0~6点「批判者」

推奨者(%)ー批判者(%)=NPS

推奨者100%⇒100、批判者100%⇒ -100

スコアが0以上は、存在価値が大きい。

 

▶学生が学校の授業で好きな科目

 41.0 - 15.4 = 25.6

 

▶私達がつくって実施した全5回の授業

 43.6 - 10.2 = 33.4

 

【有名企業NPS参考値】

・ZOZOTOWN ⇒ -13.3 (業界平均 -21.7)

・NTTドコモ⇒ -47.0 (業界平均 -52.7)

・Apple⇒ 68 (業界平均 36)

 

参考:

NTTコムオンライン NPS業界別ランキングトップ企業 2020

Satmetrics社 2020 B2C NPS Benchmarks at a Glance

 

<対象者(学生)の声>

全5回の授業を通して、最も印象に残ってることは何ですか?(一部を掲載)

 

●フリーランスで働いている方が多かったので、とても参考になりました。そして、それを聞き、情報をまとめる力が着いたので、一人一人のお話がいちばん印象に残っています。

 

●誰が無職かクイズをしたこと。少ない情報から判断する際に自分が持っている偏見や質問への回答の受け取り方で変わってきて面白いと感じました。自分が普段どう考えているか等見直すきっかけになりました

 

●考えて作った図鑑を発表してたこと。

 

●全て印象に残ってるので選べません

 

●今まで知らなかった職業や今までの体験を通した話が聞けたこと。

 

●最後の発表です。開放的かつ落ち着いた空間と優しい雰囲気の中、自信を持ってみんなに発表できたことです。

 

●皆さんの質問コーナー

 

●最後の発表でみんな雰囲気がよく発表しやすそうだった

 

 

 

<依頼者(学校、先生)の声>

とても有意義な授業をありがとうございました。生徒たちにとって、とても良い経験になったと思います。また是非、来年もご一緒できたら嬉しいです。

 


以上、手前味噌ながら、上出来すぎて少々驚いています。これは「目的を共有できる、異なる才能のメンバー」によって、バランスの良いチームで伴走できたからだと思います。学生の気持ちになれる人、構成を考えるのが上手い人、伝え方が上手い人、目を引く資料を作れる人、データ分析によって意思決定を促す人、、等々。学生さんたちの目にもこの姿が映ったはずです。

 

何より、保守的な学校(先生)では、この革新的な取り組みのご依頼はできないと思うと、「学生さんたちのことを本当に大切に思っている、柔軟な学校(先生)」を、心から尊敬するばかりです。(私もそんな学校に通いたかった…)